こんにちは、はみるのです。
寒暖差の激しい季節ですね。
昼間でも着る毛布をかぶりたいくらい足が冷えたり、そうかと思えば次の日は、上着なしで自転車びゅんびゅん飛ばせたり。
体もついていくのが大変です^^;
それは、もちろん子どもも同じことで。
娘もちょっとした風邪なのか、かれこれ1カ月近くずるずると鼻水を出していました。
「鼻水が出るのは、小さな子供にとって日常茶飯事」
だそうで、それ以外はすこぶる元気。
なので、特に何も心配せず過ごしていました。
原因不明?日中は元気なのに夜だけ熱が出る
ところが!
ある日、娘がお昼寝から起きた時に、めずらしくグズグズ。
おいでと呼んで「よしよし」してあげると、何だか体が熱い…!
ビックリして熱を計ってみたところ、なんと38℃!!
えーーー!何で?!ってなりました。
さっきまで走り回って、おやつ食べまくってたのに!
平熱が36.1℃の娘にとっては、かなりの高熱です。(あまり熱を出すことがない)
焦りましたが、それから徐々に下がって元気も戻り、翌朝は普段通りピンピンと回復しました。
でも、その日から3日くらい、「夜になったら38℃くらい熱が出る」という症状が続きました。
病院に行かず様子を見ていたら、突然「耳が痛い!」
私も心配ではあったんですが、昼間は本当に元気で食欲もあり。
なので、
「ただの風邪?そうだとしたら、熱が出てるから確実に抵抗力は落ちてるはずだし、小児科に行って今はやりまくってる胃腸風邪もらってきてもこわいしなぁ」
という心配で、病院へは行かずに様子を見ていました。
すると、3~4日目の夕方に「耳が痛い」と娘。
胃腸風邪などをもらわないよう、マスクをつけて幼稚園に行かせてたので、最初は「マスクしてたから耳のうしろが痛い」って言ってたんですよね。
「中じゃなくて外?」と言ったら、「うん、そう」って。
でも、なかなか治らない。
夜にると、「耳の中が痛い!」と言い出し、これはマスクじゃないぞ?!と。
そういう時に限って、水曜日で午後診やってないんですよね…
そして、また熱が上がってきて・・・
もうその時にはほぼ、これは中耳炎だ!と確信しました。
翌日朝いちで受診するまで、耳の痛みを緩和するためにしたこと
寝入ったと思っても、すぐに「耳が痛い」と泣いて起きてしまう娘。
どうにかしてあげたいと、夫婦そろってスマホで検索しまくり、試してみたことです。
鎮痛解熱剤
とにかくまず最初に、冷蔵庫に常備していた「鎮痛解熱剤(座薬)」を使いました。
耳の痛みも熱もあるから両方に効いてくれればと思ったんですが、しばらくしてもあまり効いている感じがなく…。泣
「カロナール」というもので、いつもは熱がちゃんと下がっていたんですが、痛みとは効き方がまた違うんですかね。。。相性などがあるのかもしれません。
でも、鎮痛解熱剤は小さな子供がいる家庭では、常備するに越したことはないですね。
耳、または耳の後ろを冷やす
次に、冷凍庫に入れていた保冷材をうすいハンカチにつつんで、耳を冷やしました。
これが一番、効果がありました!
娘の場合は、耳の後ろより、耳の穴の上全体にあてる方がよかったみたいです。
痛みがマシになって寝入るんですが、ぬるくなってくるとまた痛みで起きてしまうというのを、繰り返してしまう…。
ちょっと前に保冷材をひとつだけ残して、あとは全部捨ててしまったことを後悔…!
こういう時のためにも、洋菓子の保冷材など3つくらい残しておこうと思います!
あと、冷やす?という意味で冷水を飲ませるのもいいとあったので、氷を入れた水を少し飲ませたりもしました。
体勢を変える・起こす
あとは、体勢を変えるのも効果的とのこと。
これは、たまった膿で鼓膜が圧迫されて痛みが出るらしく、それが寝てる姿勢だと圧迫されやすくなるんだそう。
あまりに痛がっている時は、起こして膝に抱っこするようにしました。
あとは、リビングまで歩かせて連れて行って場所を変えたり、トイレに行かせたり。
耳が痛いという子どもを大急ぎで耳鼻科に連れていくまでに、痛みがおさまっているということはよくあるらしいです。
それは歩かせたり、車に乗せたりしてるうちに、圧迫がマシになるということなんですね。
もし、どうしても痛みで眠れないようなら、ソファで抱っこして寝かせようかなって思って、何だか夜泣きの頃を思い出しましたよ…^_^
補足:血行を良くすることをしない
体があたたまって血行がよくなると、耳の痛みがひどくなることが多いそうです。
その日はたまたま熱もあるしシャワーで済ませたんですが、湯船に入れなくてよかった…。
シャワーでも、ごく短い時間でさっと流す程度にしておいた方がいいみたいですね。
診断はやはり急性中耳炎で、受診はやはり小児科より耳鼻科が◎
朝いちで、耳鼻科を受診。
やはり、急性中耳炎でした。
朝に少し耳だれが出ていたみたいです。
これは鼓膜がやぶれた証拠で、溜まった膿を自分で排出したということでよかったそうです。
そういえば、出かける前にはあまり痛がらないようになっていました。
でも、「鼓膜がやぶれる」って聞いただけだと、めっちゃこわい…!
鼻水を吸引してもらい、耳の穴に薬も詰めてもらったので、やっぱり耳鼻科に診てもらってよかったです☆
かかりつけの小児科でもちゃんと耳を診てくれるんですけど、こういった処置はやはり耳鼻科でないとしてもらえないですもんね。
ただ、耳鼻科って大人でもちょっとこわい場所…。
なんか、細くてながーーーいもの鼻に突っ込まれたりするし!
でも、今回はそういったものはなく、先生もこわくないようやさしく接してくれて、娘も泣かず終了。
「これからは、もう治っていくだけです」という言葉に、ほっと一安心しました^^
薬が好きな娘が苦戦!味にクセのある抗生剤クラバモックスの飲ませ方
処方されたのは、
・抗生剤(クラバモックス)
・整腸剤(ビオフェルミン)
・鼻水や膿を出しやすくする薬(ムコダイン)
の3種類。
抗生剤が腸内の善玉菌までやっつけてしまったりするので、そのための整腸剤です。
(そういえば以前、抗生剤でお腹の痛みがないピーピーになってました)
クラバモックス独特の味に、娘が初の拒否
娘はこれまで薬が大好きだったんですけど、初めてもらった抗生剤クラバモックスの味は苦手だったみたいです。
粉末の薬をすでに水で溶いてある、液体ボトルで処方されました。
頑張って飲もうとするも、ゲブっとちょっと出してしまう…。
オレンジジュース・チョコレートで飲みやすく
調べるとオレンジジュースとチョコレートが、飲みやすくなるとのことで、さっそく夫にオレンジジュースを買ってきてもらいました。
翌朝、チャレンジしてみると難なくクリア!
娘も「これはいける!」と。笑
それからは、毎回順調に飲んでます^^
チョコレートアイスだと味をしめてしまいそう。笑
食前に飲み忘れても、必ず食後に飲む
クラバモックスは、抗生物質「アモキシシリン」と、その抗生物質の抗菌作用を高める「クラブラン酸」が配合された薬。
食後に飲むと、2つの成分のうち「クラブラン酸」の働きが鈍くなってしまうそう。
でも、食後に飲んでも「アモキシシリン」は効きます。
抗生物質は処方された分を必ず続けて飲みきることが大事。
途中でやめてしまうと、クラバモックスに対する耐性菌がができてしまって、今後効かなくなってしまうことにもなり得ます。
飲み忘れのないように、気をつけましょうね。
中耳炎の予防法
とにかく小さいうちは、風邪のたびに中耳炎になる子も多いそうです。
それは、子供は耳管が短いため、鼻風邪で細菌が中耳に入りやすいのが原因とのこと。
耳鼻科の先生が、「鼻をすするくせがあると、すぐに何度でもなっちゃうんです。とにかく鼻をかませるように頑張ってください」とおっしゃっていました。
その時、両側いっぺんにかんだり、強くかみすぎると、細菌を中へ送り込むことになってしまったりするので注意。
片側ずつふさいで、やさしくかむようにするのがいいとのことです。
これを私は知らなかったので、それから片側ずつかませるように気をつけてます。
熱があるということは何かしら体に変調をきたしてるサイン
別の病気をもらわないようにと心配した結果、娘に痛い思いをさせることになってしまいました。。
本当に痛がって泣く娘がかわいそうで、かわいそうで。
できることなら、代わってあげたいって本当に思いました。
もう少しはやく診せに行ってれば、膿がはじけるほどひどくならずに済んだのかなと、反省です…。
痛みがなくなって娘が笑ってる顔を見せた時は、「元気ってなんてすばらしいんだ…!」と目が潤みました。
熱があるということは何かしら、体が戦っているということですよね。
今度からは、はやめの受診を心掛けようと思います!
そして何より、抵抗力のある元気な体を作るため、ストレスをためさせず遊ばせ、栄養、睡眠をたっぷりですね☆
またひとつ勉強になりました。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事が、誰かのお役にたてればなと思います。
はみるのさん、大変でしたね~。お疲れさまでした。
わが家でも娘も息子も中耳炎をやったことがあります…。はみるのさんのお嬢さんと同じように、突然「耳が痛いのよ~!!」と騒いだので、わかりやすかったのですが、息子の方は滲出性中耳炎だったらしく、あまり痛くないようで…。こちらは癖になってしまうことがあるみたいなので、気を付けなければ、と思いました。
私自身が中耳炎の経験がないので、子どもの痛みや辛さを共感してあげることができないのが、困った点です。
そういえば、子どもは抗生物質は飲みにくいですね。わが子たちは「クラリス」という抗生物質を処方してもらっていましたが、苦くていやだーって言っていました^0^;
鎮痛解熱剤も効く時と効かない時とあるのを、最近知りましたよ。息子が発熱と頭痛を訴えたので、キープしておいたカロナールを飲ませたのですが、効かず…。救急病院に行って診てもらったら、同時に脱水症を起こしていたようで、点滴を当時に「ブルフェン」という解熱鎮痛剤に変えてもらったら、やっと下がりました…。
子どもの病気やケアって、ちょっと大きくなっても、大変なものですね。だんだん寒くなってきますから、お互いにママも子どもも気をつけましょう^-^
>あやママさん
こんにちは!
お返事が遅くなってしまいまして、本当にすみません!
娘の中耳炎、実はまだ治ってないんです…。
やっぱり今までにかかってたやつよりかは、ひどかったみたいで^^;
でも、あと1回診察してもらうくらいで大丈夫なはず☆
息子さんは滲出性中耳炎だったんですね!
私も今回調べてみて、初めて知りました。
痛みを訴えないとなると、難しいですよね。。。
親って注意することがたくさん。汗
抗生物質の種類は、今回治りの段階によって2回くらい変わったんですが、最初のクラバモックス以外は粉薬で味も大丈夫だったみたいです^^
鎮痛解熱剤も効く時と効かない時が、やっぱりあるんですねぇ。
それにしても、このあやママさんのコメント内の情報量がすごい!!笑
ありがとうございます☆
12月に入ると気ぜわしくもなりますが、ホントお互い体には気をつけましょうね♪
熱が38度出た時点で放っておかないと思いますが…
無駄足になってもいいからそんな高熱出たらすぐにお医者さんに診てもらわないと心配で仕方ないです…
>普通さん
わが子のことは心配になりますよね…。
もちろん私も無駄足になるのは全然かまわないと思っています。
ただ、今回はしんどそうな胃腸炎がはやりまくっていて、実際ただの風邪で病院へかかって胃腸風になってしまった子が同じクラスに数人いたもので…。
かかりつけの先生からも、すぐお医者さん!というより、母の目で子供の様子をよーく観察してみてとアドバイスいただいてます。
でも、今回は痛い思いをさせてしまってとても反省しました…。
子供の成長とともに、私も母として成長していかなくてはなと思います…!