こんにちは、はみるのです。
築20年超えの中古住宅をリフォームし、念願のマイホームを手に入れました。
お家記録のあれこれを残しています。
リフォームでキッチンを決める際、初めて「ラジエント」なるものを知りました。
カタログを見ていると、ほぼ
- 2口IH+ラジエント
- 3口IH
わざわざIHコンロにくっついてくるということは、もしや「ラジエント」とはかなりできるやつなのか…!?
やっぱりわが家にもついていた方がいいのか?と最初は思いました。
ですが、結論からいうとわが家は
2口IHのみ!ラジエント必要なし
となりました。
やっぱり炙れた方が便利かな〜
IHでは使えない鍋も使えるって言うしなー
と迷ってらっしゃるあなたに、なぜ我が家が【ラジエントなし2口コンロ】に決めたのかをお話しますね^^
ぜひ参考にしてみてください。
IHコンロにラジエントってそもそも何?必要なの?
キッチンのリフォームで、さも知ってるのが当たり前かのように存在感をはなつラジエント。
私にとっては馴染みないものなのに、実はみんな知ってるもんなのか?とはじめは疑問に思いました。
ラジエントっていったい何なの
まず、IHクッキングヒーターの仕組みはというと、磁力線でお鍋そのものが熱を発するようになっています。
なので、火を出したりコンロ自体を高熱にすることなく、お鍋やフライパンの中身をあたためることができるんですね。
一方、ラジエントはニクロム線で直接加熱するタイプのコンロ。
IHと違ってラジエントヒーター自体が高温になって、布巾とかが触れると普通に燃えます。
なぜIHコンロについてることが多いの?
不思議だったんですよね。当たり前のようにラジエントがポジションとってるの。
でもこれにはちゃんと理由があって、昔は今よりIHコンロに対応してる鍋が少なかったそうなんです。
だから、「今までのお鍋もちゃんと使えますよ〜」と言ってIHコンロを普及させる目的でつけたのが、始まりだと言われてます。
あと、IH3口より価格が抑えられるので、お客さまにオススメしやすいといった理由もありますね。
IHコンロにおいてのラジエントの使い道
ラジエントの使い道をまとめるとこんな感じです。
炙ることができる
ショールームで一番言われるのがこれ。
海苔やするめを炙って香ばしさを楽しむことができますよ〜
なんとも乙な!
聞いちゃうと、実においしそう。香ばしいにおいを想像しちゃう。笑
IHで使えない鍋でも使うことができる
ラジエントは調理器具を選ばないのもいいところ。
土鍋や、よくスーパーに売ってるアルミ器のおうどんもOK。
そう言われると、うーん鍋焼きうどん作るかも?とか。(でも一人用の土鍋持っていない 笑)
煮込み料理に使える
ラジエントの特徴は、「熱しにくく」「冷めにくい」
弱火でじっくり火を通す煮込み料理なんかにはいいらしい。シチューを食卓に出すまであたためておいたり。
そのぶん、急な温度調節はできないのがちょっと使い方にコツがいるところ?
我が家のIHコンロにラジエントはいらないと思った理由
高温になってこわい
ラジエントはIHと違って、設備そのものが赤く高温になるのがなんとなくこわい気持ちがあります。
そこへ紙や布がつくと、当たり前に燃えちゃうんだ!って。
今までガスコンロを使ってはいたけど、せっかくこれからIHになるんだからラジエントなしで、とことん安全でいきたいなと。
日常で炙りたいことがほとんどない
昔は辻和金網の焼き網でトースト焼くのとかあこがれてたんです。
子供二人育ててたら、そういう手間を楽しむみたいな気持ちはどこかへお出かけになられてる。笑
家でおにぎり食べる時は必ず海苔を炙りたいとか、晩酌には炙ったスルメが一番!とかでない限りいらないよなと。
(あれ、ブログタイトルに込めた思いどこいっちゃった?笑)
3口IHフル回転させるほどの料理はしない
もちろんIHが3口ついてたら、便利に決まってるんですけど!
でもとりあえず3口つけとくかーとするには金額が高すぎ!笑 たぶん7~8万は差額出たはず。
それにどうしても3口ほしい!と思うほど、普段のごはん作りでフル稼働することはなさそう。(食べ盛りな男子はおらず、悲しいくらいに少食or偏食の姉妹)
(おまけ)一生使い続けたいIH不対応の鍋がない
わが家には当てはまらなかったですが、ひとつの参考として。
元々我が家は持っているお鍋とフライパンが少なかったんです。
- 両手鍋
- 片手鍋(中)
- 片手鍋(小)
- フライパン(26cm)
- 卵焼き器
と、これだけ。さすがに、あと一回り小さなフライパンはほしいけど。笑
引っ越しのタイミングでフライパンと卵焼き器はくたびれてたから、IH対応のものに新調。
鍋類は嫁入り道具に持たしてくれた、たまたまIHでも使えるめっちゃいいやつだったので、調理器具に関しては何も困らなかったんですよね。
たしかにラジエントや、IHのオールステンレス対応も選択肢としてはある。
でも、クッキングテーブル自体の仕様に関わるくらい、熱い気持ちで使い続けたい調理器具って実はあんまりないんじゃないのかなって。
主力のやつが、ラジエントをずっと使わないといけないような鍋だったらせっかくのIHがもったいないし、ラジエントたまにしか使わなかったら使わなかったで普段からドンと場所とられてるの嫌だし。笑
それだったらIH対応のものをサクっと揃えてしまったり、たまに土鍋使うくらいだったら割り切ってガスのカセットコンロ使えばいいなぁと思います。
使わないものはおまけでもお得でも付いていてほしくない
どれだけお得だろうとも、日常的に使わないなら余計なものがついててほしくないなというのが私の考えです。
なんか使わないものが視界に入ると無意識でもストレスに感じてしまうんですよね…。(粗品とかも極力もらいたくない)
ちなみに天板カラー、当初の希望は黒。
2口IHの天板黒が一番グレードが低い商品だったせいか、コロナの影響で一番に在庫なくなっちゃってたんです。
わが家は安けりゃいいで選んだわけではなく、とにかく希望ドンピシャだったという理由。
リフォーム仕上がりが遅れて賃貸やローン支払いスタートに影響出てはいけないからと、リフォーム屋さんからは同じ金額でちょっとグレードの高い二口+ラジエントで天板がシルバーのものを納品できますよと言われたんですけど、
うーん、、、やっぱり二口で天板は黒がいいんだよぉ〜とあきらめきれず設置できる期限のギリギリまで待たせてもらいました。もちろんご厚意には感謝を伝えて。
担当さんはわかりますわかります、これから長く使うんですから納得できるものが一番ですと言ってくれた。ありがたや…。
結局どこからか1台探してきてくれて、無事に当初から希望していたパナソニックの二口(天板カラー:黒)をつけることができました。
設置された時はそのスッキリさ、にこれこれ!と大満足。
待った甲斐あった〜^^
結論:我が家のIHコンロにラジエントはいらない、二口で十分!
引っ越ししてからもう8ヶ月ほど使っているけど、2口IHで後悔したことは一ありません。
うちは引っ越しを機に炊飯器を新調したので、ごはんを毎日鍋炊きにこだわる人なら、IH3口でも意味があると思います^^
天板を黒にしたのも本当によかった!汚れも焦げ付きも全然気になりません。
なので、IHの焦げ防止シートも全然使う必要なし。(焦げついてるのかも?だけど、見えにくいので良き)
今のところ海苔を炙りたい、するめを炙りたいとも思ったことがないです。
家建てたりリフォームしたりする時って、新しいお家フィーバーで変なアドレナリンが出てるから危険ですよね。
いちど、冷静に考えてみるのがいいかも。
- 普段から「これは炙りでなきゃ」と思うものがあるか
- 一生使い続けたいんだ!というIH不対応の鍋があるか
- 三口をフルで使いこなすようなごはん作りをしているか
案外いらない機能だったりすると思うのですよ。
(オーブンレンジもスチームとか全然使ってない 笑)
住み始めてみると他のところに関しても、いろいろ悩んだ少々のグレードの差なんてきれいさっぱり忘れて過ごしております。そんなものかもしれないですね。
少しでも参考になりましたら幸いです^^
それではまた!