こんにちは!はみるのです。
このごろ思っていたことがあります。
うちの長女、4歳で年中さん。
「3歳の時よりかわいくなくなってる…!」
こう書くと語弊がありますね。笑
もちろんかわいくて、大好きな娘です。
でもなんというか、3歳の時までのただ素直な感じではなくなってきたというか・・・
親バカ入りますけど、娘はこれまでホント育てやすい方だったと思います。
話せばわかってくれるし、おりこうさん。
それが最近、言うことを聞かないことが多くなってきました。
「片づけて!」
「風邪引くからはやくパジャマ着てって言ってるやん!」
「ごはんちゃんと食べて!」
「おやつの後は歯磨きかうがいして!」
もー何回言ったらわかるの?
それでも、娘『ツーーン!(無視)』
次女が産まれたし、まだまだ幼い長女のことをちゃんとケアしてあげなくちゃと思いつつ、どうしても何もできない赤ちゃんと比べて「もうわかるはず」と思ってしまったりもして。。。
最初は私もやさしく声掛けしますが、次第にヒートアップ。
娘も言うこと聞かず、反抗的な言葉を返しながら泣いて…
というループにほとほと疲れていました。
ところが、どんなきっかけで始まったかは忘れちゃったんですが、あるごっこ遊びをやり始めてから、娘を怒ってしまう回数が驚くほどにぐんと減ったんです…!
プライドをくすぐる年上、年下配役のごっこ遊び
どんな遊びかというと、
年上設定の娘のところに年下の子が、マナーを教えてもらうという単純なもの^^
年中に上がったばかりの娘。
年少が終わる頃に先生が、「年中さんや年長さんはあこがれの存在なんだ」というイメージをしっかり持たしてくれたんでしょうね。
そのあこがれの存在に自分がなったということがよほど嬉しいらしく、
「お母さんがつぼみ組(年少)さんね、○○ちゃんがひまわり組(年長)さんね」※組名は仮です
と、ことあるごとに言ってきます。
ご指名あずかった私は、わざと大げさにできない年少さんを演じるんです^^
例えばごはんの時。
私「すみませーん。私つぼみ組なんですけどー、ひまわり組の○○ちゃんがすごくちゃんとごはんを食べるって聞いて、見せてもらいにきましたー」
娘「はーい、いいよー。どうやって食べるか見ててねー☆」
私「わ~ちゃんと椅子に座って食べてるー。私なんてすぐに遊びに行っちゃうけどなー」
娘「ごはんはちゃんと座って食べなきゃダメなんだよ。」
私「え~だってごはんより遊ぶ方が楽しいしー」
娘「ごはんはね、大きくなったり元気でいるためにもすっごく大事なんだよ。だから遊ぶのはちゃんとごはん食べてからね」
私「へ~そうなんだー、さすがひまわり組さんは違うな~。私も、○○おねえちゃんみたいになれるように頑張ってみようかなぁ。」
娘「うん!きっとなれるし頑張ってね!」
といった、感じです。
これを私は普通に自分のごはんを食べながらやります。
内心めっちゃ笑えるんですけどね^^
だって年中になってからも、遊びで席を立っちゃうこともざらにありますから。
でも自分はそんなこと絶対しないかのように、得意げにじゃべってるのを見るとめっちゃおもしろいです。笑
私自身が年少さんを演じているだけでしたが、最近はリカちゃんとつばさちゃんも姉妹として2人で登場したりします。
思わず口があんぐり。。。全部わかってるんやん!
ごはん以外にもいろんなバージョンが。
娘自身がいつもやってることばかりをドヤ顔で教えてくるから、「どの口が言ってるんじゃーい」と内心ツッコミまくりの私。。。
以下、娘が言ってることは、いつも私が言ってるのに娘が全然やらなかったことです。笑
(大げさにダメな例を言うと、娘はゲラゲラ笑って喜びます)
ごはん
ふりかけ
リカつばさ「ふりかけって全部いっぺんにかけて、ふりかけがかかったとこだけ食べるんでしょー?」
娘「違うよ~。ごはんが少なかったらいっぺんにかけないんだよ。ふりかけはちゃんと全体に混ぜないと、辛いからだめなだよ。こうやって混ぜ混ぜしてね」
リカつばさ「え~そんなの全然しなーい。私たちおやつみたにふりかけだけ食べちゃう~」
娘「ダメだよー私みたいに食べられるようになってね」
(「うそようそよ、食べられないに決まってるー」「そうよそうよー」とかヒソヒソ話をさせられる 笑)
朝ごはんのパン
私「えー?!○○ちゃんパンそのままとか、バターだけで食べられるの?!」
娘「そうだよ、ジャムだって1種類だけをちょっと塗るよ」
私「えームリムリー!私だったらいちごジャムとー、りんごジャムとー、生クリームとか全部山盛りにしないと無理ー!」
娘「(ゲラゲラ)私はお姉ちゃんだから、そんなことしなくても食べられるんだよー」
食べる姿勢
私「食べるとこ見せてくださーい」
娘「じゃぁ教えてあげるね!まず背中をぴっとまっすぐ座って、ごはんを一口入れたらいったんお箸をおいて、(ひざに手をおいて口をとじてモグモグ)こうやって食べるんだよー」
私「私いっつも食べながら口開けておしゃべりしてるよー」
娘「それはお行儀が悪いんだよ?ママはなんて言ってるの?」
私「んー、ママもいっつもお行儀が悪いって言って怒るのー。」
娘「それはママが言ってることが本当だってことだよ。ちゃんと言うこと聞いてね?」
※お友達はどうしてる?聞いてみておいでってバージョンもあります。笑
お風呂上がり
私「ねーねーお風呂からあがったら、すぐ遊びたーい!」
娘「お風呂上がったら、遊ぶよりまずはパジャマ着ないといけないんだよ」
私「えー面倒くさーい、遊びたーい。すっぽんぽんのままでいい~」
娘「すっぽんぽんのままでいたらおなかがかわいそうだよ。痛くなっちゃうし、風邪もひいちゃうよ?そしたら幼稚園も休まなきゃいけなくなるしさみしいよ」
トイレ
※これはリカちゃんに対して、言ってました
娘「もー、パンツちょっと濡れてるー。だから遊びが楽しいのはわかるけど、行きたくなったらトイレに行っておいた方がいいのにー。あんまり我慢するとおなかさんもしんどいよ?」
公園にて
娘が水道でお砂場セットを洗いながら
娘「こうやってね、一つずつ洗って乾かしてあげるんだよ?」
私「えー面倒くさいから、そのまま泥だらけでいいんじゃないのー?」
娘「ダメダメ、それじゃぁお砂場セットさんたちも悲しいよ?きれいにしてあげておいたら、気持ちいいってなるよ?」
※これは私は特に言ったことなかったし、娘が突然洗い始めてびっくり。笑
手洗い
娘「見ててね。ちゃんとこうやって泡をたてて~・・・」
(爪の間を洗ったり、手首まで洗ったりする)
私「へ~そんな風に洗うといいんだね。私、帰ってきてそのままおやつ食べてたよ」
娘「こうやってしないと、ばい菌さん落ちないからね」
いつも手を濡らしてるだけで、なかなかちゃんと洗ってくれなかったのに。笑
わかってるのにやらないできない。4歳の成長を楽しみながら待とう
いかがでしたか?
大人なら普段の自分をここまでなかったことにして、ドヤ顔ってとてもとてもできないですよね。笑
でも、このごっこ遊びを通じて、私が普段言ってることを娘は、100%理解してる(しかも完璧に記憶してる)ということがわかりました。
一般的に4歳までは理性のブレーキが、まだ未発達らしいです。
だから「わかっちゃいるけどやめられない」ってなるんですね^^
妄想ガール&演技派なうちの娘にたまたまハマったのかもしれませんが、みなさんも一度何もできないちびっこぶって、
「おねえちゃん&おにいちゃん」と思われたい気持ち
をツンツンつついてみてはいかがでしょうか?
意外に、エ?っとなるほどの反応を見せてくれるかもしれないですよ☆
今はほぼ一日中「つぼみ組さんまた見に来て」とリクエストされ、私自身のままゆっくりできないのがつらいところではありますが、
ガミガミイライラするよりも、だいぶん平和な今日この頃です。
もちろんできてない時も、甘えたい時も受け止めてあげるのを忘れずに^^
こんにちは。微笑ましく拝読させていただきました。
子育てって、本当に毎日、試行錯誤で、泣いたり笑ったりの繰り返しですよね。わが家は2人とも小学生ですが、こちらもこちらで、なかなか素直にいかないものです(苦笑)。上はギャングエイジに入ったところ。下は一年生ですが、男の子なので甘えん坊。基本的にいいことと悪いことがわかっているから、正攻法でうまくいかなかったら、裏から攻めたり、ちょっと大袈裟に褒めてみたり。もしかしたら、大人もそうなのかな~。
梅雨に入ったのでジメジメするけど、ゆるゆる乗り切れたらと思います(^0^)
>あやママさん
こんにちは!
子育てってひとつ解決しても、また新たなものが…と本当に試行錯誤の繰り返しですね^^;
小学生は小学生であるんですね…!
たしかに子育てしてて、大人も一緒かもと思うことがよくあります。(うちは特に夫…笑)
自分がどうされたら嬉しいかなと立ち戻って考えてみるのも大事ですね☆
低気圧の時は調子が悪くなりがちな私ですが、なるべくさわやかに乗り切りたいですね^^